2004年設立 滋賀県彦根市に拠点を置き、ひとり芝居・演劇ワークショップなど、全国で活動中。
パワフルな笑いの中に、常に社会的弱者に目を向けた作品を上映している。
代表作に、在日朝鮮人の100年の歴史を描いた「在日バイタルチェック」、すべての生き物の尊厳と誰もが持つ内なる差別性をユニークに展開する劇遊び「カンアジトン(こいぬのうんち)」、日本軍「慰安婦」被害ハルモニの人生を描いた「キャラメル」、部落差別の歴史と現状を描いた「人の値打ち〜たまちゃんとはるちゃん〜」などがある。
公演作品 : きむきがんひとり芝居
公演日程 : 令和5年5月19日
公演場所 : 名古屋市芸術創造センター
名古屋市東区葵一丁目3番27号
<俺の腹は減っているが お前の腹は減っているか>
これは鬼だ 俺は人間だ 鬼は人を食べる
鬼は人の心を食べる 鬼は人を獣にする
俺の心があるうちに 俺の心を捕まえておかねば
<私たちの心の中にはあの強烈なハルモニの姿が永遠に生きている>
「在日韓国・朝鮮人」と呼ばれる人たちがなぜ日本にいて、そこにはどんな暮らしがあるのか…。
在日コリアンの100年の歴史を描く、抱腹絶倒のひとり芝居。
<それは、ハルモニのレボリューション
生きて帰れなかったふるさとに今、ハルモニが帰っていく>
人間の尊厳を奪われながらも、日本の地で必死で生き抜いたある日本軍「慰安婦」被害ハルモニの生への祝福の物語である。
在日3世の役者が描く、笑いと涙のヒューマンドラマ。
<差別されてもな、線香あげてもらわなあかんうちらの気持ちがあんたにわかるか>
親友を亡くし、社会の現実にぶち当たりながらも、部落差別と懸命に戦い生きるある女性の半生を描いたひとり芝居。
<なんやって?!ぼくがうんち?うんちだって?!>
韓国でベストセラーになった絵本
「강아지 똥(こいぬのうんち)」が原作。主人公は、道端に残されたこいぬのうんち。
<生活の中の小さな存在が大きな力に立ち向かうお話>
美味しいあずきがゆを1杯ずつ分けてもらいながら、力を合わせておばあさんを助ける韓国の民話をモチーフにした物語